LE DEUXIEME SOUFFLE 2007年
[監督] アラン・コルノー
[出演] ダニエル・オートゥイユ 、モニカ・ベルッチ 、ミシェル・ブラン 、ジャック・デュトロン他
裏切り者を かならず見つけ出す
昔のギャングは
署名代わりに同じ銃を使うんだ
マフィアの抗争、警察との対決、男の生き様など、、、高倉健バリの渋い映画でした。
60年代のフランスが舞台で、全てのシーンがレトロ間が漂っている。
ザ・マフィアといわんばかりのトレンチコートと帽子、高級車がこれまた良い味。渋すぎる~。
峰不二子の立ち位置であるモニカ・ベルリッチもドンピシャの役どころ。
また、カットも分かるか分からないかぐらいのスローが、ここぞといった場面に使用されており、この時代にタイムトリップしたかの感覚を味わうことができます。
義理人情とか、マフィアものだとか、サムライ魂とかが好みな男性なら、かなりこの映画は大好きになるはず!
女性でも、男の美学たるものを味わって、もうメロメロ。
ほんと、なにをとっても、色気のある映画でした。
しかし、ダニエル・オートゥイユ出演の作品でハズレだったことがない。
☆☆☆☆
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Un Coeur en Hiver 1992年
[監督] クロード・ソーテ
[出演] エマニュエル・ベアール、ダニエル・オートゥイユ、アンドレ・デュソリエ他:
恋愛を賛美する姿勢であっても、自らがその渦の中に入るのを好まず、あくまで傍観者でいることを好む男性は確かにいる。
そして、自分が好きだと思ったら、相手の行動や視線を自分にとって良い解釈をし、彼に愛されているけれど私に愛を告白しないのは、ただ臆病なだけかまだはっきり気づいていないだけ、と思いこんでしまう女性も確かにいる。
情熱的なのは本来女性であって、日本人女性がどれだけおしとやかでおとなしいと言われても、胸の中は真っ赤に燃えているのである。
男性は本来愛にはクールで、実は恋とはその人を自分のものにすることで、愛はただ眺めているだけで満足なのかもしれない。
べアールは才能あるバイオリニスト。
こういった芸術肌の演技はとても彼女にふさわしい。
そしてあんなに美貌をもちながら、男性を翻弄される役より、ぱっとしない男性にふりまわされる悲劇的な女性の役の方が、ぴったりくる。
彼女の代表作の3本指には入るんじゃないでしょうか。
☆☆☆☆☆
[監督] ジャン・ベッケル
[出演] ダニエル・オートゥイユ、ジャン=ピエール・ダルッサン、ファニー・コタンソン他
幼馴なじみだった画家と庭師とが再開し、友情をはぐくんでいくヒューマンドラマ、
といえばありがちなんだけれども、
この映画を素晴らしくしているのは、この二人の名優っぷりのおかげなのか、
それともフランスの田舎の牧歌的な風景のせいなのか。
何にしろ、名作です。
子ども時代の友人はいくら疎遠であっても、いつだってその頃の気持ちにすぐ戻れる。
都会に出て、世間にまみれて、成長して、しかしどこか小馬鹿にしていた、自分が生まれ育った田舎。
けれども最後にそんな自分を温かく迎えてくれるのは、結局そこなんだ。
私も死が近いってわかってるんだったら、
病院でなく自分のすきなところに戻ってゆっくりしたい。
1週間ほど病院で生き延びたって、と思うけれど、これは間違いですか。
観た後に知った情報。
この映画はコメディアンにして名優、そして監督のもっとも信頼のおけるジャック・ヴィルレ氏を庭師に想定し、彼のために書かれたものだったってこと。
そのジャック・ヴィルレ氏はこの初稿を書き終えた頃に急逝してしまう。
だから監督の想いというのは、こんなにダイレクトに反映された作品となった。

MON MEILLEUR AMI 2006年
[監督] パトリス・ルコント
[出演] ダニエル・オートゥイユ、ダニー・ブーン、ジュリー・ガイエ 他
自分の誕生日の祝いの席で、「あなたは友達がいない」と断言されたフランソワは、
むきになって、「親友を見せる。賭けてもいい」という流れになってしまう。
誰とでもフレンドリーに話せる人柄の良いタクシー運転手を捕まえ、
友達の作り方をどうにかして教えて欲しいと頼み込む。
フランスならではのコメディで、ちょっと変人が主人公。
本人は一生懸命なんだけれど、なぜだかその姿が笑っちゃいけないけど笑えるという、
ゆるーく、そしてちょっと笑うニンマリ系です。
見てる側は笑っちゃいるけど、男性は確かに仕事に追われ、電話やメールもマメじゃないから、
どんどん友達と疎遠になってきている…と内心気づいた人は多いのでは?
☆☆☆☆
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