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Tous les matins du monde 1991年
[監督] アラン・コルノー
[出演] ジャン=ピエール・マリエール、ジェラール・ドパルデュー、 アンヌ・ブロシェ、 ジェラール・ドパルデュー他
音楽で生計を立てる人を必ずしも『音楽家』と呼ぶのは違う。音楽家とは世俗とは一切無縁な場所で音楽に向きあう人だ。
つまり、音楽で豊かに暮らせる才能がある人が、世俗を捨てることなんてできっこないであろうから、この二つを併せもつなんてほぼ不可能。
妻の死後、隠遁生活を送るヴィオールの名手サント・コロンブ。彼に弟子入りを願い出る靴屋の息子マラン・マレ。
マラン・マレは宮廷演奏家をめざし、地位と名誉を手に入れる。
この二人の関係が、「音楽とはいったい何なのだ」という疑問を観る側に投げかけてくる、そんな深いテーマを持った映画です。
そしてまた、もう一つの物語がこの映画には描かれている。
マラン・マレと、師匠の娘マドレーヌとの恋人...

Le Havre 2011年
[監督] アキ・カウリスマキ
[出演] アンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン、ジャン= ピエール・ダルッサン、ブロンダン・ミゲル他
フランス・ノルマンディー地方の大西洋に臨む港町ル・アーブル。
そこにひっそりと貧しく(どころか極貧)暮らす老夫婦と、そこに現れた不法移民のアフリカの少年。
なんとかこの少年を悲願のイギリスに渡してあげようと奮闘する町の人たち。
ああ、「人間は生まれながらに善である」そんな模範のような町民さんよ、大げさでもなくサラリとした顔で皆がやってのける。
この監督はフィンランド人。外部の人間だからフランス人のイメージは私たちが持っているのと大体一緒だろう。
フランス人は労働者精神が半端ない。
「友愛・博愛・平等・自由」これを唄いながら、権利を主張する。大げさすぎると鬱陶しいくらい。革命に誇りを持っている人たち。はたからみると、さほど褒められた革命でもないのにね。
博愛精神...

Une nuit 2012年
[監督] フィリップ・ルフェブル
[出演] ロシュディ・ゼム、サラ・フォレスティエ、サミュエル・ル・ビアン他
フレンチノワール的邦画タイトルですね、好き。
夜のパリをひたすらかけめぐる。大きなドンパチもなければ派手なカーアクションも無い、一見いつもと同じ一晩。
それでも100分間目が離せなかった。
犯罪取締役班の刑事シモンは、一晩バーやクラブ、ディスコなどを巡回する。
昼間のパリの顔とは違って、夜のパリはドラッグや暴力、売春、そして裏切りなどが渦巻く欲望の街と化す。
うまくこれらの社会をまわすことが、大きな犯罪を食い止めるのであり、シモンの顔ですべてがギリギリのラインで保たれている。アウトロー達と付き合うには、時には見て見ぬ振り、自分も闇の中に入り込んで番人をするしか、身は守れない。
そして夜があける。
☆☆☆☆
...

LE FEU FOLLET 1963年
[監督] ルイ・マル
[出演] モーリス・ロネ、ベルナール・ノエル、ジャンヌ・モロー他
人生は僕の中で、あまり早く過ぎていかない。だから速度を早めよう。明日、僕は自殺する
ヌーベルバーグ、Nouvelle Vague、新しい波。
ストーリーに拘らず、監督の主体性に重きをおいた作品が流行り、大抵は自己と他者のディスコミュニケーションがテーマとされる。その中でも、大人と子供、この対比が現代人においても普遍に好まれているようだ。
そして映画自体はとても無機質で、20代若者達(無駄に時間がある世代)が虜になってしまうのです。
人生の虚無の中にある男が、7月23日に自殺を決行する。
それまでの48時間を描いた作品だが、これといった大きな事件もきっかけもない。
芥川龍之介の「或るぼんやりとした不安」のようにインテリが持つ不安でもなく、ただ社会性になじめない普通の男。
自分はただ...

De force 2011年
[監督] フランク・アンリ
[出演] イザベル・アジャーニ、エリック・カントナ、アンヌ・コルシニー他
フランス女優のミューズ、イザベル・アジャーニもお歳を召されて、この映画の時点で56歳。目はいつまでたってもキレイですねぇ。
そんなアジャーニ主演の刑事モノ映画です。
連続強盗事件の集団を捕まえるべく、政府からのプレッシャーもかけられ、なんとか解決しないといけない立場に追いやられたアジャーニは、過去に自分が捕まえた囚人をおとりに使って、犯人と接触しようと試みます。
しかし、囚人に協力を拒まれたアジャーニは、無理やり脱獄させて家族を盾にし、半分脅しともいえる形で無理やり協力を得るのです。
しかし、世間的には脱獄した囚人は、世間では極悪犯罪人。家族からも縁を切られ、ぶち切れ気味の囚人は、アジャーニの身体を求めます。(そしてすんなりOK!むしろウェルカムなのには、ビックリ!)
ただ、別の問題が浮上。...

Riens du tout 1992年
[監督] セドリック・クラピッシュ
[出演] ファブリス・ルキーニ、ジャン=ピエール・ダルッサン、ピエール=オリヴィエ・モルナス、ナタリー・リシャール、オリヴィエ・ブロ-シュ、マイテ・ナニール他
セドリック・クラビッシュ監督の長編デビュー作品です。
1年の約束で、デパート“グランド・ギャルリー”の経営立て直しを命じられた新社長ルプチを演じるのが、私のご贔屓ファブリス・ルキーニ。
まずはやる気の無い社員を一致団結して奮い立たせるため、新社長は色々な風変わりな企画を打ち出します。笑顔研修?マラソン?キャンプ?でもなんやかんや言いながら、社員達は一応参加して取り組んでいる姿がフランス人っぽいなーと思ったり。
大爆笑!とまではいかないのですが、やはりファブリス・ルキーニの微妙な言動は私にはツボでして、はりきって百貨店経営を立て直すべく熱く経営理念や思想をセミナーで語る姿が、滑稽すぎです。でも、あんな人...

QU'UN SEUL TIENNE ET LES AUTRES SUIVRONT 2009年
[監督] レア・フェネール
[出演] ファリダ・ラウアジ、デルフィーヌ・シュイヨー、ポーリン・エチエンヌ、レダ・カティブ、マルク・ペルベ他
若干28歳で初長編作品としてこの作品を撮ったレア・フェネール。監督さんの写真を見るととっても美人で普段は知的なメガネ女子。彼女は以前刑務所内で受刑者の家族の面会や手続きなどを手伝うボランティアに参加していたそうで、その経験からこのストーリーが生まれたそうです。
この映画では主に主人公が三人。
・・・ステファン。
お金がなく、母親に借金をしてしか生活は出来ず、恋人とも問題ばかり。かといって事態を収拾させるほどの男気もなく、周りの人間に振り回されて、挙句の果てに恋人にも捨てられる始末。
唯一のチャンスは、自分と瓜二つの受刑者と一年間入れ替われば、大金を手に入れることが出来...

POULET AUX PRUNES 2011年
[監督] マルジャン・サトラピ、バンサン・パロノー[出演] マチュー・アマルリック、マリア・デ・メディロス、イザベラ・ロッセリーニ、ゴルシフテ・ファラハニ他
天才バイオリニストは死ぬことにした。その最後の8日日間で明かされる伝説の音色の秘密とは―
師匠から譲り受けたバイオリンを激怒した妻に壊された天才音楽家は、死ぬことにしました。
さて、どのように死のうか、いろいろ考えた挙句、静かにベッドで死が訪れるのを待つことにします。
そして死んで母親の隣のお墓に埋葬されるまでの8日間、彼がベッドで回想した思い出、もしくは未来を私たちは一緒に観ることになります。
子供達が大人になった様子、これがまた偏屈者の天才バイオリニストが考える将来は、ほのぼのとした未来ではなく、とってもシュールでそして現実にあり得そうで苦笑。愛する子供であろうと、一人の人として観察しているのだろうな、この父親は。
妻との関係も描かれて...

DE L'AUTRE COTE DU PERIPH 2012年
[監督] ダヴィッド・シャロン
[出演] ロラン・ラフィット、オマール・シー、サブリナ・ウアザニ、オマール・シー、リオネル・アベランスキ、アンドレ・マルコン、他
この黒人さんの俳優、そう、最強のふたりのオマール・シーです。
ちょっとお髭を生やしちゃってますが、やっぱこの人のキャラはコメディアン。とっても可愛らしいです。
価値観の全く異なる警官二人が主人公。
オマールは郊外の団地出身。ちょっと治安が悪いボビニー地元の警察です。
一方、ロラン・ラフィット演じる白人のエリート警察は、パリ警視庁犯罪捜査課長で生まれも育ちもパリっ子。
こんなデコボココンビの二人が最初はいがみ合いながらも一緒に捜査して、最後には友情も芽生え事件を解決していくという、ありがちだけどとっても爽快なお話です。
面白かった!!!!!!
多分続編あるんちゃうかなー
ふたりの掛け合いが本当に夫婦漫才調で面白いんだよね~
さりげにパリと郊外の差で起こる問題や人種差別問題なども盛り込まれていますが、そこは二人のドタバタ寸劇でフォーカスはされません。
しかしアラブ人がイタリア系の名前に変えることで仕事に就きやすいとは、どこの国も深い問題を抱えています。
見た目やアクセントなんかで分からないけど、名前で分かるのね。
将来名前なんてみんなどこの国もおんなじような名前ばかりになり、しまいには数字で呼ばれるようになるのがもしかしたら皮肉にも良いのかもよ。
とはいっても、私たちアジア人はA10065とか(もしくは頭文字はYかな?)数字が充てられ、アフリカ系はB33004。そしてW24089には両者とも劣るんだろうな。
おまけ。
仏題は「DE...