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Les petits mouchoirs  2010年



[監督] ギョーム・カネ
[出演] フランソワ・クリュゼ、マリオン・コティヤール、ブノワ・マジメル、ジル・ルルーシュ、ジャン・デュジャルダン、ロラン・ラフィット、ヴァレリー・ボネトン、パルカル・アルビロ、アンヌ・マリヴァン

ノリ的にはフランス版男女7人物語みたいな感じ。ただしちょっと中年の。
結構日本ではレビューでの評判が悪かったみたいだけれど、私的にはこういう感じ好きですし、いろんな複雑な感情が想像できてウルッときちゃった。

仲良しグループみんなでいつも夏のバカンスを過ごすのが恒例になっているのですが、直前に一人が交通事故で危篤状態。そこでバカンスに行くかどうかも迷っている中、結局2週間だけどいうことにして、一人以外を除いて行くことに。
例年どおりワインをのみまくりビーチで泳ぎまくりのバカンスを過ごしているのだけれど、どこか少しずつ咬み合っていない仲間たち。表面では明るくバカ騒ぎしていてもそれぞれに複雑な悩みが渦巻いており、観てる私たちにはどこか繋がりが感じないのです。

自由奔放な中年の集まりで、
元恋人が忘れられないのに身体だけの関係のお相手がたくさんいる女、
妻も子もいるのに、じつは長年友人であった男友達に恋心を感じ出してしまった男、
男友達に告白をされゲイの扱いに狼狽する男、
夫婦のセックスレスに不満を感じ夜中エロサイトを一人見ている寂しい女、
恋人が大事だと分かっているのに女遊びがやめられない男、
分かれた恋人からのメールにいちいち反応し一喜一憂している男、
神経衰弱なのかと思うくらいナーバスでいつも何かイラついている夫に辟易している女、
自分が危篤で命も危ういと自分で分かっていながらサービス精神で見舞い客を笑かす男、
・・・
本当にやっかいな問題は中年だからこそ起こる問題で、解決法もシンプルではなく、責任のとれる大人だからこそ、相手もそこまで深く干渉しない。がそれ故に、どこかで喜怒哀楽が爆発し、感情が抑えられなくなっていきなりドバット露呈する。

とにかく30歳以上の大人は観てください。
そして孤独を隠している人にも観て欲しい。





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Un long dimanche de fiançailles 2004年

[監督] ジャン=ピエール・ジュネ
[出演] オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ドミニク・ピノン、マリオン・コティヤール、ジャン=ピエール・ダルッサン


「あまり希望を持つな」
「希望を持てないなら死んだ方がまし」

「偽りの希望は余計に苦しむ」


第一次大戦で、婚約者の戦死の報せを受けたが、それを直感的に信じず、長い時間をかけて探しだすというストーリー。
巨大なスケールの話ではあるが、そこはやはりジュネ監督、ユーモアとアメリのような可愛さで描かれている。色彩もなんとも美しい。あ、ちゃんとドミニク・ピノン出てるよ!!やっぱ嬉しいよね~

主人公のマチルドはちょっと変わり者。頑固で自己中でちょっと世間ズレしているような女の子。
これがまたアメリと通じるところがあって、オドレイ・トトゥのはまり役となっています。

マチルドがよくやっていた願掛け、「もし次に犬が入ってきたら彼は生きてる」みたいなことは、小さい頃は良くやったよなぁ、となんだか微笑ましく、こそばゆい思いをしました。

かなりの力作、みておいて損はなし!!

☆☆☆☆☆


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LA BOITE NOIRE 2005年

[監督] リシャール・ベリ
[出演] ジョゼ・ガルシア、マリオン・コティヤール、ミシェル・デュショーソワ、ベルナール・ル・コク、エレーナ・ノグエラ、ジェラール・ラロシュ他

リュック・ベッソン率いる映画製作会社ヨーロッパ・コープの作品というのが前押しされているが、
別にリュック・ベッソンを持ち出さなくても話題になるだろうストーリー。

自動車事故を起こした主人公、昏睡から目覚めた病院で看護師からあるメモを手渡される。
主人公は全く記憶をなくしていて、うわごとを書き留めたというそのメモが全ての頼り。

見ているうちに、これは主人公の妄想なのか現実なのか混乱する。
不可解なことがどんどん説き明かされていくのだ。
一体何が正しいのか、自分の記憶を引き出さないと真実はわからない。

どのような展開になるのか、全く先が読めないストーリーで、最後の最後の最後でやられました。
あーそうか!的な。主人公同様、私もモヤモヤが取れました。
観賞後もモヤモヤが残るミステリー物はフランス映画には結構あるけれど、これは違いますのでご安心を(笑)

映像はさすが、リュック・ベッソンの製作会社といわんばかりのスピード感。
車の疾走シーンは見ている側もかなりハラハラしました。

☆☆☆☆

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Les Jolies choses 2001年


[監督] ジル=パケ・ブランネール
[出演] マリオン・コティヤール、ストーミー・バグジー、パチロック・ブュルエル他


『エディット・ピアフ 愛の讃歌』でオスカー女優に輝いた女性、マリオン・コティヤールが主演。
外見は瓜二つなのに、正確が間逆な双子を、一人で演じている。

ある夜、歌手志望である双子の妹が自殺。
姉は妹として生きることを選び、名前も偽りステージに立つ。

この映画の魅力は、なんといってもこのマリオンの女優力。
どこかストイックな影のある女性を演じるのがとてもうまい。
ストーリ以前に、彼女の演技に釘付けになるのだ。

なんとなく前編に切なさが漂っている感じ。登場人物の心情を全てわかりゃすく表現していないからこそ、見る側が勝手にそこを深読みしてなんだか味わい深い。

VIDEO屋のカテゴリーでは『エロティック』に分類されているが、私はあえて『青春』にする。

☆☆☆☆


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