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Haute Tension  2003年


[監督] アレクサンドル・アジャ
[出演] セシル・ドゥ・フランス、マイウェン、フィリップ・ナオン、フランク・カルフン他:



残虐描写で話題を集めたフランス映画として、あちこちで紹介されていましたが、
そこまでスプラッターレベルは高く無かったです。
(もしかして自分がこの手の恐怖に慣れてきたのかな…)
だって殺す手腕が幼稚だし。武器がレザーナイフなんで、なんだか勝てそうなんです。



女子大生マリーは、親友のアレックスの実家に一緒に行くことに。
(道中、ホラーにはお決まりの、一度何か起こると思わせて何にも起こらないといった引っ掛けシーンが出てきます^^)
そして到着した夜、突然現れた中年の男性が、次々とアレックスの両親や兄弟を殺戮していく。
殺されずに縛られたアレックスは車に乗せられ拉致される。それを助けようと内緒で一緒に乗り込むマリー。途中で立ち寄ったガソリンスタンドで、マリーは車から抜け出し店員に助けを呼びに行くが、そこでもとんでもない悲劇が。



最後にはオチがあります。
これを見て、アリとするかナシとするかは意見が分かれるようですが、私自身は普通の殺戮ものより面白かったという印象。
これだったら、最初の殺す手腕の幼稚度が納得。
しかし、辻褄があって納得できました。ラストを知ってから、もう一度最初からカメラワークを見なおすと面白いかも。



☆☆☆☆


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ILS 2006年

[監督] ダヴィド・モロー、ザヴィエ・パリュ
[出演] オリヴィア・ボナミー、ミヒャエル・コーエン他:

「これはルーマニアで起こった実話に基づいています。」
そういう前置きが本編始まる前にスクリーンに書かれている。
余計に心理的恐怖が増すじゃないですか!

街から離れた林の中の一軒家に、ある若夫婦がとても幸せに暮らしていました。
自然に囲まれた広い家にいつものように二人っきりで、夜をむかえます。
ベッドに横になった瞬間、奇妙な音が聞こえてくるのです。
怪しんだ二人は、外の様子を見に行くのですが、そこに居たのは正体不明な集団。
何かがいるんだけれど、その姿ははっきり見えない。
家の中にも入り込み、執拗に追い詰めてくる彼達から果たして逃れられるのでしょうか?

まず、この屋敷が怖い。
冒頭幸せな夫婦の生活シーンなんだけれど、なんだか暗くて不気味すぎる。
こんな家、いくら広くても、すみたくなーい!

ホラーといっても、血が飛び散ったり、残酷なシーンが描写されているわけでもない。
しかしこんなに怖く創った監督の手腕にバンザイ。
でももっと怖いのがこれが現実だったんだからね…。

ホラーでよくある効果音で驚かすとかいった技法はとっていません。
(効果音ではないですが、彼らが立てる奇妙な音があります。これがまた気持ち悪い!)
そして、いきなり背後から現れたり、シャワー中に襲われたり(ハリウッドのホラー映画には良くある。笑)、そんなことも一切ありません。

夫婦で、テレビに向かいながら「こっちや!」「あほ!逃げろ!」「なんで武器もたへんねん!」とかずっと叫んでいました。
それだけ熱中したということです。
犯人像は途中でコレかもしれないというのが大体想像つきますが、なんだか確信をもてない。
でも最後に確信が持てたときに、愕然とするのです。

血が苦手でホラーが見れない人でも、これは大丈夫。
是非見てください。

☆☆☆☆

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A l'interieur 2007年

[監督] ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ
[出演] ベアトリス・ダル、アリソン・パラディ、ナタリー・ルーセル、フランソワーズ=レジス・マルシャソン他:

この女、凶暴につき。


あまりにも残虐行為が酷いため、黒いぼかしが入っている。それでも非常に怖い。
セル版DVDではぼかし無しだそうで、誰か勇気のある方、是非見てください…。

車の衝突事故で夫を亡くした主人公サラは、クリスマスイブの夜、一人家で過ごしていた。
実は出産を控えており、明日にも赤ちゃんが産まれてくる。
そんな深夜、ある女性が電話を貸して欲しいと強引に家に上がってくる。
そこから恐怖の幕開けが始まった…。

妊婦さんは見ないように!と最初に警告があった理由、それはハサミを振りかざしお腹をジョキジョキ切って赤ちゃんを取り出すといったシーンがあるからです。ひょえ~
麻酔無しの帝王切開、グロすぎ。。。

あまりにも怖いホラー映画を見るとき、私は心の中で「コレは映画だから。フィクションだから…」とつぶやいて、単なる娯楽と自分に言い聞かせるのですが、
この映画はそんなこと無理!
フィクションとは思えないくらいの恐怖で、最初はじんわりとした怖さなのですが、途中からはもう逃げ場の無い恐怖で見てる側も疲労困バイ。
絶対この女から逃げるのは無理で、いっそのこと恐怖を長く体験するより早く死んでしまった方がラクに思える。

ベアトリス・ダルは本当に個性的な顔をしているよね。
決して美人ではないんだけれど、一度見たら忘れられないっていう。

流血シーンだらけなので、ほんと覚悟をしてね。

☆☆☆☆☆



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FRONTIERES  2008年

[監督] ザヴィエ・ジャン
[出演] カリーナ・テスタ、エステル・ルフェビュール、オレリアン・ウィイク他

暴動に荒れたフランス、その騒ぎに紛れ込んで銀行強盗をし、国外に逃亡しようとする若者達。
国境近くで泊まった小さな宿屋、そこはナチスを信望する家族が住み、地獄のような残虐な行為が繰り広げられるのであった。

スプラッタとはいっても、描写や映像がグロイというより(もちろんグロイんだけれども)、精神的恐怖の方が打ち勝つ映画。
アキレス腱ちょん切ったり、頭を銃で撃ちぬいたり、首を掻っ切って血を抜いたり、そんな恐怖は麻痺して、それよりもここから逃げ出せず終わりが無いといった精神的恐怖の方が勝る。
主人公があまりもの恐怖で狂い叫び、膝をガクガク震えながら血しぶきを浴びながら逃げる姿は、人間の恐怖の極限を巧みに表現し過ぎていて、リアリティありすぎ。

逃げ出せる可能性がほとんど見当たらず、精神的に疲労コンバイした100分間。
途中で息切れしそうで、かなりの気力が必要、鳥肌たちっぱなしです。

しかしギャーギャー叫んでいるだけの三流の映画ではなく、中身も演技も面白かった映画です。
一つ難を言えば、DVDの表紙は拍子抜け。

☆☆☆☆

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Sheitan 2005年
[監督] キム・シャピロン
[出演] ヴァンサン・カッセル、オリヴィエ・バルテレミィ、ロキサーヌ・メスキダ他



神よ
彼らを赦すな

愚かな行為だと
自覚してるのだから
ストーリーが怖いというのではない。
生身の人形を使って人形を作るというのはよくある話。

怖いのは、サタン崇拝者、管理人ジョセフ役のヴァンサン・カッセルが非常に怖い。
生理的に恐怖を感じさせる顔と行動。
完璧に変な顔や行動だったらいいのだけれど、
一個歯車が無くなって歪んだ怖さ。
怖いというか、気持ち悪いのです。
絶対あの顔なんか特殊メイクしているよね。
そう思わなきゃ、、、、生身の人間だなんて信じたくない!!

「変態村」「変態男」と並んで広告していたが、
確かにそういう訳のわからん狂気は満載。

果たして皆様は、この3本の映画を観て、
どれが一番お気に召したでしょうか??



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