L'Été meurtrier 1983年
[監督] ジャン・ベッケル
[出演] イザベル・アジャーニ、フランソワ・クリュゼ、ヴィジニー・ヴィニョン、アラン・スーション他
イザベル・アジャーニのはまり役はこれでしょう。勝手なイメージだけど、彼女が女優になっていなかったら、こういう女の子になってたんじゃないかなと思う。
セクシーな派手な格好をして男性の気を惹く、どこか危なっかしい女の子。
ただ、彼女が脱いで裸になったとしても、エロティックというより純真無垢な少女のきまぐれに見える。
ある復讐のために、男性に近づいていくのだが、そのまっすぐなひたむきさが危うく感じる。
天真爛漫だけどどこか哀しげで不安定な役どころはとてもアジャーニに合っている。
日本の結婚式はうそ臭い。避けたほうが良い忌み言葉なんかに非常に神経を使うし、みんな笑顔で「キレイ!」と叫ばなくてはならない。
この映画の好きなところは、結婚式のシーンがとても幸福に満ちているところ。
そしてその幸福が一瞬のものであるところ。幸せとは儚いものだと監督も俳優も分かっているところ。
☆☆☆☆
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