Les Parapluies de Cherbourg 1964年
[監督] ジャック・ドゥミ
[出演] カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ 、アンヌ・ヴェルノン他:
ストーリ絶賛!という映画ではないけれど、 これがシネマなんだといえる一本です。
最近の映画(特に日本)はドラマっぽっくなっちゃってるけれど、 昔の日本映画なんかは、このシェルブールの雨傘と通じるものがあるような気がする。
つまり、ドラマじゃなく、シネマなんです。
ストーリーがどうのこうのというより、ある風景が強烈に印象に残る。 映像と心情とがまっちして、そのシーンがネガフイルムのように頭に濃くのこる。 その舞台を訪ねたくなり、憧憬の対象としてずっと思い出の中で行き続ける。
そんな映画は芸術だと思います。
シェルブールの雨傘を絶賛するわけではないけれど、 観てよかったなぁと思う。
ちなみに、全ての台詞を歌で言っているところはやっぱりスゴイ。 しかし、それが全然不自然じゃないから、ミュージカルというよりシネマのカテゴリーにきっちりと収まるんだろうなぁ。
そして、ドヌーヴは生きる人形です!!!
☆☆☆☆
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