母をたずねて1800マイル

投稿者 Yumeka Roche 2009年11月2日月曜日


LA FILLE DE KELTOUM 2001年

[監督] メディ・カレフ
[出演] シリア・マルキ、バヤ・ベラール、デボラ・ラミー他:

人生に不満が?
旅をしてこの国を見たでしょ この国の男や女を


フランスのモデルである主人公ラリアは、自分の産みの親を探すべく、砂漠の国へ一人旅立つ。
到着した村は非常に貧しい村であり、そこには母親の姿はもうなかった。
残されたのは、かなり歳老いた祖父と、そして不思議な力を持つ知恵遅れな叔母だけだった。

何故自分を捨てたのか?母親に会って聞きたい、そして回答によっては殺してやる、とまで強い意志を持ち、どうしても母親を探し出すべく、母親の向かったであろう町まで長い旅をする。
成り行きで叔母とともに旅をすることになったが、そこには大きな意味があったのだ。

この砂漠の国は、あくまで想像の舞台だが、きっと広いアフリカの大地にはどこかにこのような村が存在するのだろう。
男尊女卑も酷く、女性はベールを脱ぐこともできない。カフェにも立ち入ることができない。
毎日の労働は女性がするものであり、男性は荷物を運ぶことすらしない。
私の今住んでいる世界から言えば酷い話だが、これが当たり前だと考えている人たちだっている。
今の世界から言うと、こんな状況は『悪』だが、そんな倫理は通用しない。
きっと過酷な自然に囲まれてこそわかることだってあるのだ。


☆☆☆☆

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